【タイ】心穏やかになれる尼さんが管理する庭園

バンコクの尼僧が管理する庭園にある砂のドームは、歩くたびに邪気が払われるというパワースポットでもある。(高田胤臣 撮影)

　2015年5月27日、バンコクにある尼僧が管理する庭園を紹介する。施設名は『サティアン・タムマッサターン』というところで、バンコクの東北方面にあるラムイントラ通りソイ55にある。タイ人にも有名なスポットで、参拝客が多い。

　入場料は無料で、入り口で署名をした後、右奥にある建物でお祈りをする。そのときに花を買うのだが、これが実質的に入場料になる。祈りの言葉が書かれた紙があるがすべてタイ語なので、読めなければ合掌をし、中央の台の周囲を時計回りに3周すれば問題ないだろう。

　庭園は日々尼僧が管理しており非常にきれいであった。くつは入り口で脱がなければならないので、裸足で、邪気が払われるという砂のドームや、草木が生い茂り池も配置されたきれいな庭を歩く。

　タイではサティアンは寺に準じた施設のようで、タイ国内の至る所で見かける寺院ともまた違う趣がある。観光で寺院巡りもする方はぜひこのサティアンにも足を運んでもらいたい。
【執筆 : 高田胤臣】