【タイ】日本のカーレース最高峰シリーズの第3戦がタイで開催
Global News Asia / 2015年5月30日 11時0分
2014年のスーパーGT第7戦でタイのサーキットを疾走するGOODSMILE RACING &TeamUKYOチームのマシン「グッドスマイル・初音ミク・Z4」。(写真提供:Euronova Racing 藤田直樹)
2015年5月30日、タイのメディア報道によると、今年6月19日~21日の3日間、日本のカーレース最高峰の選手権「SUPER GT」の第3戦がタイ東北地方のブリーラム県にある『チャーン・インターナショナル・サーキット』で開催される。
「SUPER GT」は日本国内で2005年より開催されている選手権で、日本ではスーパーフォーミュラのシリーズと並んで国内最高峰とされる。1開催当たりの観客動員数は3~6万人規模。注目度が高く、国内外の様々な自動車メーカーが参戦する。
このシリーズの魅力はGT500とGT300の異なるクラスの車両が同時に走るため、スピードの違いから中盤以降は混走した状態となり、迫力のある追い抜きシーンが多く観られる。そのため、観客はよりモータースポーツの醍醐味を楽しめるとして人気が高い。
一方、タイも近年モータースポーツの人気が高まっており、日本のモータースポーツもより注目されている。特にタイはアジア人最初のF1ドライバーがタイ人だったこともあり、F1誘致に力を入れていた時期もあって、よりモータースポーツ熱が高まっていた。
そんな中、2014年にこの『チャーン・インターナショナル・サーキット』が完成し、そのこけら落としとして10月に「SUPER GT」の第7戦が開催された。このときの勝者はGT500クラスが中嶋一貴、GT300クラスが星野一樹。中嶋は中嶋悟の、星野は星野一義の子息という、共に有名ドライバーの2世だった。
ブリーラム県はバンコクから車でおよそ4時間程度の距離。格安航空会社の飛行機であればおよそ50分程度。チケットはVIP・1日券が3000バーツ、同2日券5000バーツ、グランドスタンド・1日券1500バーツ、同2日券2000バーツ、サイドスタンド・1日券300バーツ、同2日券500バーツとなっている。
「カウンターサービス・オール・チケット」か同サービスを置くセブンイレブンで購入できる。
【執筆 : 高田胤臣】
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