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タイの高速鉄道、日本の新幹線採用で合意・バンコク―チェンマイ間で本格的な調査いよいよ開始

Global News Asia / 2015年5月31日 18時0分

これまでのJICAのきめ細かなタイへの協力も、信頼の評価に役立っている。(資料写真・細田雅幸 撮影)

 2015年5月31日、タイが進めるバンコク―チェンマイ間(670Km)の高速鉄道に、日本の新幹線が採用される前提で、明日から現地調査を含めプランの詳細を詰める作業が始まる。

 一時、中国が有力と見られていたが、日本側があらゆるチャンネルを駆使して、調査開始の覚書手交までたどり着いた。工事は、2016年上期に着工する計画で、日本がタイに金利1~1.5%程度の低利率での資金を調達する見通し。

 タイメディアは『タイが日本の新幹線を選んだ理由』について「タイと日本の関係は良好で、政治・経済における緊密な関係が強く信頼度が高いこと。タイへの国別投資額は日本が最大で、大企業だけでなく、中小企業もタイに投資していること。タイのインフラ建設や農業の発展などにおいても大規模な援助を実施していること。新幹線の安全性が一番高いこと」などをあげている。

 総工費は、約1兆5000億円のビックプロジェクト。タイへの新幹線輸出が実現すれば、他国へのセールスにも大きな弾みになる。

 受注には、JR東日本、三井物産、日立製作所、三菱重工業の4社が積極的だ。

【編集 : TY】

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