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MERS、空港での水際対策強化ー感染の疑いのある患者死亡で脅威広がる

Global News Asia / 2015年6月1日 22時37分

世界各国の多くの人が行き交うバンコクの空港。

 2015年6月1日、中東呼吸器症候群(MERS)感染の疑いのある患者が韓国で死亡したことで、タイを始め周辺各国では、空港での水際対策に力を入れている。

 中東呼吸器症候群(MERS)は、2012年に初めて確認されたウイルス性の感染症で、原因となるウイルスはMERSコロナウイルスと呼ばれている。

 2003年に流行した重症急性呼吸器症候群(SARS(サーズ)の原因となった病原体も、コロナウイルスの系統だが、SARSとMERSは異なる病気だ。

 中東地域の他、ヨーロッパや、アフリカ、フィリピン、マレーシアでも感染者が報告されている。感染した場合の主な症状は、発熱、せき、息切れ、下痢など。

 高齢者や糖尿病、慢性肺疾患、免疫不全などの持病がある場合、重症化する傾向が高い。MERSのワクチンは開発されていないため、根本的な治療方法はなく、症状に合わせた対処療法になる。

 感染しても、症状が出ないケースもあり流行が懸念されている。

【編集 : TY】

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