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【ラオス】ラオスで食べるベトナム式うどん

Global News Asia / 2015年6月3日 11時0分

カオピヤックはうどんのようにコシがあっておいしい。(高田胤臣 撮影)

 2015年6月3日、ラオスで食べられる麺に「カオピヤック」というものがある。ラオス首都ビエンチャンの中心部でカオピヤックが人気の食堂『ナンプカフェ』では英語表記がベトナム・ヌードルになっていた。

 これは隣国のタイにもあるもの(タイではクワイジャップ・ユアンと呼ぶ。ユアンはベトナムという意味)で、米粉からできている麺である。ただ、タイではクイッティアオ、ベトナムではフォーと呼ばれる米粉からできている麺はコシがそれほどないものが普通であるが、カオピヤックはうどんのようにモチモチ、クニュクニュとした食感が特徴である。これは乾燥のやり方がほかと違うという話もあるが、ラオスの場合はもち米などを混ぜているためだとされる。

 スープはどの店でも薄めで、テーブルにあるナンプラー(魚醤)や酢、砂糖、唐辛子などを加えて好みの味つけに調える。
 バンコクではカオピヤックはなかなかみつけられないが、ラオスでは比較的簡単に食堂がみつかるので、ラオスを訪れた際はぜひ試していただきたい。ビエンチャンではカオピヤックは1杯あたりおよそ225円ほどと高くないのも魅力である。

【執筆 : 高田胤臣】

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