日タイ共同製作『アリエル王子と監視人』フィリピン・ワールドプレミア映画祭へ

左から、女優 伊澤恵美子さん、 在東京タイ王国大使館 パッタラット・ホントン公使参事官、稲葉雄介監督。 (タイ大使館への表敬訪問・2014年12月19日撮影)

　2015年6月4日、熊本を舞台とした日本・タイ国際共同製作映画『アリエル王子と監視人』が、6月24日からフィリピン・マニラにて開催される「フィリピン・ワールドプレミア映画祭」に日本作品として初めて、正式招待されることになった。

　『アリエル王子と監視人』は、アジアにおける日本とタイの若手クリエーターの国境を越えたコラボレーション作品として「ASEAN部門」にノミネートされた。

　あらすじ
ルベール王国のアリエル王子と付き人のクリスは、お忍びで休暇を過ごすため、アリエルの父の古い友人ヒデが総支配人を務める熊本のホテルを訪れる。到着早々、勝手に出歩こうとするアリエルだが、クリスに見つかりホテルの部屋に連れ戻される。日々、王位継承者というプレッシャーと戦っているアリエルは、この休暇にかこつけて『自由』を体験したいのである。アリエルに王族らしい節度ある行動を求めるクリス。しかしアリエルの気持ちを分からなくもないクリスは一計を案じ、ヒデに監視人=“公認のデート相手”を探すように依頼する。自由な時間と立場を持て余していたリサは、旧知のヒデから臨時監視人を依頼され・・。

監督:稲葉雄介
撮影監督:パイラット・クムワン
主演:チャーノン・リクンスラガーン、伊澤恵美子

劇場公開
7月11日〜渋谷ユーロスペース
9月19日〜静岡シネ・ギャラリー他　
横浜、名古屋、熊本など順次全国公開


　



【編集 : TY】