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【タイ】路上での売春一斉取締りで100人以上検挙

Global News Asia / 2015年6月9日 17時0分

日中の明るい観光地というイメージからは正反対の一面を持つ夜の王宮広場。しかし旅行者など外国人が被害に遭うケースは後を絶たないので、安易に近づかない方が良い。(資料写真:写真家太田亨氏 提供)

 2015年6月8日、バンコク首都警察はバンコク都内数カ所で売春の一斉取り締りを行い、路上にいた男10人、女94人を一斉検挙したと発表した。

 バンコク首都警察が今回取り締りを行ったのは、王宮広場、中華街ジュライロータリーとフアランポーン駅周辺、マッカサン駅周辺、ルンピニ公園周辺の4カ所。

 それぞれファランポーン周辺で女34人、男1人。王宮広場で女16人、男6人。マッカサン駅周辺では女22人、男3人。ルンピニ公園で女22人、合計104人が検挙された。

 今回の取り締りも含めて、タイでの売春容疑で検挙された場合は通常100~500バーツ(約370~1800円)の罰金が科されるものの、身柄を拘束されることなく、放免される事が多い。そのため、早い場合には数時間後には同じ場所に立っているということが多い。

 しかし、タイ語のわからない旅行者が興味本位で近づき、美人局などの被害に遭ったなどのケースも報告されている。金銭をぼったくられるだけならマシだが、中には睡眠薬を盛られて病院に担ぎ込まれる様なケースもあるので、興味本位で近づくのは避けるべきだろう。
【執筆 : そむちゃい吉田】

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