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【タイ】100店以上が歩道に並ぶ土日限定の骨董市

Global News Asia / 2015年6月16日 11時0分

朝から多くのタイ人が骨董を吟味しにやって来る。(西尾康晴 撮影)

 2015年6月16日、バンコク市内のBTSサパーンクワイ駅を降りてすぐの場所で土日だけの骨董市が開催されている。

 1番出口を降りたあたりから北へずっと伸びており、両側に隙間がないほど店で埋め尽くされている出店数だ。その数100店舗以上。店舗といっても、テーブルの上に商品を並べただけの簡易的なものがほとんどだ。

 テーブルに並べられている商品は、プラ・クルアンと呼ばれるタイのお守りが多い。僧侶や仏像をかたどったお守りで、タイ人はペンダントにして身に付けたり、車中に飾ったりしている。

 高僧が制作したものだと高額になり、数十万から数百万バーツにのぼるプラ・クルアンもあるという。タイではプラ・クルアンの専門雑誌があるほど浸透しており、身に付けているタイ人も多い。

 骨董市で店を開いているとある夫婦に話しを聞いたところ、一帯の骨董市は朝6時から夕方6時まで開けていると言う。ちなみにこの店で最高値で販売しているプラ・クルアンは1万5000バーツ。日本円でおよそ6万円だ。

 歩道の両脇に並んで店を眺めながら歩いていると、小さなテーブルにプラ・クルアンを展示し販売している男性と目が合った。ソムエットさんと名乗る彼は5000バーツ(約2万円)のプラ・クルアンを薦めてくる。高僧を模しているものなのだろう。

 他の店では、ヤックと呼ばれる鬼の像を薦められた。62年ほど前に制作されたもので、こちらは4000バーツ(1万6000円)。

 どの店でも話しを聞き始めると、商品の一つ一つの詳細を熱心に説明してくれた。

週末の昼下がり、タイの骨董を眺めながらぶらりと散布するのも悪くない。
【執筆 : 西尾康晴】

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