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MERS感染の韓国ー隔離対象者6,508人、感染者162人、死者20人、毎日感染拡大!

Global News Asia / 2015年6月17日 15時0分

ソウルの救急車(資料写真・2015年4月撮影)

 2015年6月17日、ベトナムメディアによると、ベトナム政府は、中東呼吸器症候群(MERS)の感染が韓国で拡大していることから、すでに先週、韓国への渡航自粛勧告を出した。

 隔離対象者は6,508人(感染者は162人、死者20人)に及んでいる。潜伏期間はこれまで最長14日間とされてきたが、一部には「15日以降に発症した、潜伏期間は最長42日間の可能性も」との情報もある。隔離対象者以外からも、感染者が見つかっている。MERSコロナウィルスの封じ込めは難しい。

 MERS感染が拡大している中で、激減した観光客を何とか感染騒動前の水準に戻そうと、韓国政府が15日に発表した施策は、6月22日以降、韓国を観光の為に訪れた外国人が、万が一、MERSに感染した場合、旅行費用や治療費の全額と、見舞金3,000米ドルを支払うというもの。

 韓国政府 文化体育観光部では「安全な韓国を広くPRしていきたい」と話しているが、ベトナムの見識者からは「それよりも一日も早く、MERS感染を終息させ、感染が拡大した経緯や、再発防止策を具体的に説明するのが先ではないか」との疑問視する声が上がっている。韓国国内からもこの施策については、肯定的な意見は少なく、批判が多い。

 ベトナムでも、空港などでの検疫体制の強化を進めているが、入国後に発症した場合を想定して対策を講じている。
【編集 : MM】

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