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【タイ】1-5月の訪タイ外国人が25%増で1245万人

Global News Asia / 2015年6月26日 11時0分

タイ12の隠された秘宝として指定されているナーン県にあるプーニム寺(タイ国政府観光庁 提供)

 2015年6月26日、タイ国政府観光庁は、今年1月から5月までにタイを訪れた外国人は前年比24.7%増加して1244万9000人だったと発表した。

 昨年同時期には、バンコク都内で反政府デモが行われていたが、4月に戒厳令解除されて以来、外国からの観光客が順調に戻って来ている様子が数字の上でも顕著になった。

 この期間にタイを訪れた外国人の国別トップ5は、中国327万3695人、マレーシア139万7241人、日本57万5186人、韓国54万6520人、ラオス45万9225人だった。

 全体では、1244万8641人で前年比24.72%増加した。観光収益は、5929億バーツ(約2兆2千億円)となり、前年比25.13%の増加だった。

 5月だけを見ると230万9250人が入国。昨年比38.21%の増加であり、一昨年と比べて18.79%増加した。

 一回の旅行中にもっともお金を使った外国人は、一人当たり8万4995バーツ(約31万円)のイスラエル人で、次いでスウェーデン(約28.6万円)、カナダ(約28万円)、スイス(約27.8万円)、ブラジル(約27.7万円)だった。

 県別で多く訪れていたのは、4月までの統計で、バンコク(1813万7860人)、ナコン・ラチャシマー(548万1327人)、プーケット(533万7616人)、チョンブリー(486万2017人)、チェンマイ(277万1407人)がトップ5だった。

 また、現在キャンペーン展開されている「タイの隠れた12の秘宝」として指定されている12の都市では、北部ランパーン、ナーンと南部ナコン・シータマラートが人気トップ3だった。今後のタイ観光も、地方を訪れるのが主流になっているようだ。
【翻訳/編集 : そむちゃい吉田】

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