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【タイ】新北バスターミナルはランシット地区が有力に

Global News Asia / 2015年7月8日 11時0分

タイ北部と東北部への路線を中心に、さらに南部や東部への路線も抱える北バスターミナルはタイ最大級だが、すでに飽和状態でもある。(そむちゃい吉田 撮影)

 2015年7月8日、タイのメディア報道によると、現在の北バスターミナル(モーチット)の移転先が、ランシット地区とすることが地主であるタイ国鉄とトランスポート社で合意されたという。

 現在の北バスターミナルは、タイ北部や東北部への長距離バスのターミナルステーションとして、タイ国内でも最大級の規模。一部は、南部や東部への路線も発着している。

 敷地の所有者であるタイ国鉄では、隣接するバンスー駅周辺に新しいターミナル駅を建設中であり、トランスポート社ではターミナルの移転に先駆けて、返還した土地もある。

 新たなバスターミナルの候補地となるのは、バンコク北部に接するパトゥムタニー県に入ったエリア。パホンヨーティン通り添いで、フューチャーパークからタマサート大学周辺のクロンルアン地区になり、ドンムアン空港のさらに北になる。都心からは約30キロメートルとかなり離れているため、今後反対の声が出る可能性もある。

 最終的には、国交省の承認を得て計画が進められる事になるが、速ければ2018年の開業を目指し、来年から工事を着工したい考えだ。

【翻訳/編集 : そむちゃい吉田】

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