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【タイ】MRTパープルラインの開業が半年遅延へ

Global News Asia / 2015年7月8日 17時0分

タイ文化センター駅構内に展示されているバンコク周辺の計画路線図。パープルラインは(7)。(撮影:そむちゃい吉田)

 2015年7月8日、タイの報道によると、バンコク北西部へ延伸工事が進められているMRT、通称パープルラインと呼ばれる路線の開業がほぼ半年遅れる事が明らかになった。原因は、日本製車両の納入が遅れているため。

 現在バンコクのMRTA(Mass Rapid Transit Authority of Thailand)は、フアランポーンとバンスー間のみを地下鉄として運行している。開業が遅れているのはパープルラインの北部分で、タオプンからノンタブリー県バーンヤイへと延伸するルート。

 駅舎や橋脚部の工事は、ほぼ完了しており、当初の予定では12月5日に招待客を乗せて試験運行が開始されるはずだった。

 今回、開業が遅れるのは日本製車両の納入が遅れているため。新たに発表されたスケジュールでは、5月に試験運行を開始し、正式な開業は8月からとなる。

 このパープルラインは将来的には、南進してウォンウェンヤイ、プラプラデーンへと伸延する計画。また、平行して工事が行われているブルーライン(バンスー~タープラ)が開業すれば、現在の地下鉄路線との乗継ぎもできるようになる。

 バンコク首都圏では、合わせて10以上の首都鉄道網を計画している。その中には、すでに工事が進められているフアランポーンから西タープラへの路線や、BTSパヤータイからドンムアンを結ぶ路線もある。
【翻訳/編集 : そむちゃい吉田】

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