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【ミャンマー】ミャンマーの国民食が食べられるオシャレなカフェ「Rangoon Tea House」 

Global News Asia / 2015年7月10日 17時0分

外国人向けに味付けされた「モヒンガー」(竹永ケイシロ 撮影)

 2015年7月10日、ミャンマーで最も有名な食べ物と言えば「モヒンガー」。

 ナマズからとった出汁に、玉ねぎやニンニク、ショウガなどを加え魚醤で味を調えたスープに、米から作った細い麺を入れ、豆やひょうたんの天ぷら、アヒルのゆで卵などを好みでトッピングして食べる。

 魚の出汁ながらも濃厚な味わいで、学校や仕事前に軽くモヒンガーを一杯食べていくのがミャンマーの朝の風物詩である。家庭で作るよりも店で食する事が多いため、ミャンマーの人なら必ず自分好みの行きつけのモヒンガー屋がある。

 そのくらいポピュラーな食べ物ならば、ミャンマーを訪れた旅行者もぜひ挑戦したいところだが、庶民の生活に密着したお店ゆえに、メニュー表などもなく、口頭で注文する形態の店が多く、外国人にはなかなか難しい。

 そんな中、ダウンタウンにモヒンガーを気軽に食べられるお店「Rangoon Tea House」が登場した。オシャレなカフェタイプというのが異色なら、「さっと来てさっと食べる」のが信条のモヒンガー屋において、わざわざ階段を上がって2階に店舗を構えたのも異色な試みだ。

 「ラペイェ」と呼ばれるインド風ミルクティーをはじめ、ミャンマーの軽食やカレーなどメニューも充実している。植民地時代の建物を改装した店内は落ち着いた雰囲気で、くつろぎ易く、女性同士やアジア初心者にもおすすめのお店だ。

「Rangoon Tea House」
住所:77 Pansodan Rd, (Lower Block), 1st Floor, Kyauktada T/S, Yangon

【執筆 : 竹永ケイシロ】

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