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マレーシア航空機事故・ボーイング777の残骸フランスに移送して分析

Global News Asia / 2015年7月31日 9時36分

資料写真 マレーシア航空。

 2015年7月30日、海外メディアによると、インド洋のレユニオン島で、ボーイング777型旅客機の残骸が見つかった。米航空当局者が残骸を不明機と同じ機種、ボーイング777型機と断定したとニューヨークタイムズなどが伝えている。

 マレーシアの副運輸相も見つかった残骸について、不明機と同じ、ボーイング777の翼の一部である事に間違いはないだろうと話している。

 この残骸は全長約2メートルの大きさで「BB670」という記号が判読できる。部品のシリアルナンバーの場合、マレーシア航空370便のものかどうかの特定に役立つ。製造番号の判読には、2日程度かかると見られている。この残骸は、フランス南部トゥールーズにある軍の研究施設に移送して、マレーシアのチームと、調査・分析を始める。

 残骸と同じ場所からは、乗客のものと思われるスーツケースの一部も見つかっており、レユニオン島周辺で、マレーシア航空370便の捜索が始まる可能性が高い。

 クアラルンプールから北京に向かっていた、マレーシア航空370便(乗員乗客239人)は、2014年3月8日午前1時半ごろ、マレーシアとベトナムの間で連絡が途絶え行方不明になっていた。中国の観光客ら154人も搭乗していた。

【編集 : MM】

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