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【タイ】本日、タイは禁酒日 8月以降の禁酒カレンダー

Global News Asia / 2015年7月31日 13時0分

ホテルの部屋にあるミニバーなどのアルコールは置かれたままになっていることが多く、室内での飲酒は問題はない。(高田胤臣 撮影)

 2015年7月31日、本日、タイでは小売店や飲食店での酒類の販売が禁止される日になっている。カオパンサーという、タイ仏教の入安居の日で祝日のため。昨日30日に引き続き、今日も酒類が一切販売されず、夜間の飲食店の中には休業するところも多い。繁華街についてはほぼ完全に休みとなる。

 敬虔な仏教徒の多いタイは仏教関係の重要な祝祭日などで禁酒日になる。2015年は3月4日のワン・マカブジャー(万仏祭)、6月1日のワン・ウィサカブジャー(仏誕節)、そして昨日のワン・アサハブジャー(三宝節)、今日のワン・カウ・パンサー(入安居)が禁酒日だった。

 2015年のカレンダーでの確定的な禁酒日は今日で最後となる。以降下記の日程で禁酒日になる可能性もしくは一部販売店などによる販売自粛が実施される。

8月12日 シリキット王妃誕生日
10月23日 チュラローンコーン大王記念日
12月5日 国王誕生日
12月7日 国王誕生日の振替休日
12月10日 憲法記念日
12月31日 大晦日

 ただ、例年の対応ではこの日程はほとんどの販売店、飲食店で酒類販売自粛は実施されない。特に8月12日の王妃誕生日と12月5日の国王誕生日は、国王陛下が自粛不要である趣旨の発言をされたことがあり、ほぼ販売禁止が実施されることはない。

 しかし、現在のタイは暫定政権のため、酒類販売禁止の通達がどのように実施されるかは不透明だ。また、販売禁止の確定が各警察署から発表されるのも常に直前であるため、上記日程で実際にどのようになるかは数日前までわからない。

 これら禁酒日はあくまで酒類の販売が禁止されるものであり、飲酒をすることで逮捕されることはほとんどない。ただし、敬虔な仏教徒の多いタイなので、公共の場での飲酒は控えるべきである。

【執筆 : 高田胤臣】

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