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【タイ】バンコクで人気の焼き鳥専門店「鳥波多゛(とりはだ)」がスクムビットに進出!

Global News Asia / 2015年8月5日 17時0分

本日オープンの「ニュー鳥波多゛」で活躍するスタッフたち。(高田胤臣 撮影)

 2015年8月5日、「鳥波多゛」が日本人居住者の多い地域、スクムビット通りに本日、進出する。新店は「ニュー鳥波多゛」である。東京・人形町で人気の地鶏の焼き鳥専門店「鳥波多゛(とりはだ)」が2013年にバンコクに来て、他店の追随を許さない人気店となっていた。そんな人気店の2店舗目となる。

 「ニュー鳥波多゛」と「鳥波多゛」の違いは鶏肉専門店ではなく、豚肉も扱うようになる点だ。これについては同店グループを取り仕切るスプラウトグループ高橋誠太郎会長が語る。

「当社では日本で鳥波多゛の他に、れば屋という店も展開しておりますが、先日恵比寿に店を出した際は豚肉も取り扱うようになったのでニューれば屋としています。このスクムビット店も豚肉を出すようになったのでニューとしました」

 東京の鳥波多゛では契約農家から地鶏を仕入れて提供しているが、タイの地鶏は様々な事情で入手困難でブロイラーを使用している。しかし、急成長しているタイ・アグリビジネス企業ベタグロ社が鳥波多゛専用ラインを用意し、鳥波多゛のためだけに仕分けた鶏をその場で部位ごとに真空パックにしている。そのため、生で食べることができるほど新鮮な肉が入荷され、それが鳥波多゛の人気に繋がっている。更に高橋会長が続ける。

「豚肉も鶏同様に専用ラインを用意してもらい、新鮮なものを入荷します。実は「ニュー鳥波多゛」を出すきっかけになったのもベタグロ社側からの押しがあったからです」

 大手食品会社のベタグロ社は鳥波多゛に大いに期待しているようだ。

 「ニュー鳥波多゛」ではグランドオープンの段階で味から接客まですべてのクオリティーを第1店舗と同レベルで運用する。同店の店長田中誠氏が胸を張る。

「ふたつの店それぞれで異動やヘルプ、新規雇用も含めてバランスよく配置しましたので、今日のグランドオープンでも両店ともにこれまでと同じように楽しんでいただけます」

 「ニュー鳥波多゛」はスクムビット通りソイ33の入り口に立つUBC2(※)ビルディングの地下にある。当面は夜の営業でランチはない。

※「2」はローマ数字
【執筆 : 高田胤臣】

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