世界初、ムエタイのルンピニースタジアム海外支部が日本に誕生

ムエタイのルンピニースタジアム日本支部の発足調印式(2015年8月7日、タイ料理店、新宿のヌアサイアムで撮影)

　2015年8月7日、タイの国技・ムエタイのルンピニースタジアム日本支部の発足調印式が、新宿のヌアサイアム(タイ料理店)で開かれた。

　ルンピニースタジアム最高責任者のタイ陸軍ラピーサ大佐や、調印立会人として在東京タイ王国大使館パカワット・タンサクン首席公使が出席した。

　日本支部責任者に就任したセーンチャイ氏(センチャイムエタイジム会長)は、「ムエタイは日本でも人気のスポーツで、数十万人の方に愛されています。練習生も10～60歳ぐらいまでと幅広いです。日本の選手が国際的にも活躍できる土壌を整備していきます。12月に最初の大会を開催する予定で準備しています」などと語った。

　ルンピニースタジアム最高責任者のタイ陸軍ラピーサ大佐は「ルンピニースタジアムは、タイ陸軍の傘下で60年の歴史があります。ルンピニースタジアムの海外支部の設立は、世界初です。タイと同じ基準で、タイの国技でもあるムエタイを、ぜひ広めて欲しいと考えています。セーンチャイ氏を日本支部の責任者として指名したのは、彼が一番熱い気持ちを持っていたからです」と話した。ルンピニースタジアムの海外支部は、今後マカオに設立する予定があるという。
【編集 : TY】