日本通運、ベトナムで二国間クレジット制度に登録ー地球温暖化防止プロジェクト
Global News Asia / 2015年8月19日 13時15分
2015年8月19日、日本通運は、地球温暖化防止対策の一つとしてエコドライブプロジェクトに取り組んでいる。
このプロジェクトが、日本とベトナムの二国間クレジット制度(JCM)の対象として採用され、順調に運用されている。
ベトナムのエコドライブプロジェクトは、ホーチミン市とハノイ市で、日本通運の現地法人・べトナム日本通運が使用しているトラック124台に、エコドライブ啓発システムを設置し、燃料給油量、走行距離、運転行動などのデータを収集・分析するもの。
急加速、急減速、急ハンドルなどの運転行動が感知でき、このデータを基に、ドライバーに燃費効率の向上と安全運転に繋がる改善指導を行なう。
2015年8月1日から2020年12月末までのCO2排出削減量は、合計1,776トン(年間328トン)を目指している。
2014年6月20日に日本の環境省の「JCMを利用したプロジェクト設備補助事業」に採択され。今年7月に対象全車両124台にエコドライブ啓発システムの設置を行ない、ドライバーへの運転指導を開始していた。
日本通運は、マレーシアでも同様のプロジェクトを運用しており、2012年にはトラック事業者として世界で初めて国際連合の「クリーン開発メカニズム」の登録を受け、2014年7月には、エコドライブによるCO2削減をクレジット化している。
二国間クレジット制度は、途上国での温室効果ガス排出削減の成果を、日本の削減実績としてカウントして、日本のCO2排出削減量の目標達成に役立てるもの。
【編集 : TY】
この記事に関連するニュース
-
NXが荷主に脱炭素貢献の機会を提供 航空輸送時のCO2削減プログラムを日本でスタート
OVO [オーヴォ] / 2024年5月2日 8時0分
-
二国間クレジット制度を利用したREDD+や植林プロジェクトの新規案件形成に向けた現地調査実施者の募集について(令和6年度)
PR TIMES / 2024年4月29日 22時40分
-
国内初※1の「サステナブル配送プロジェクト」により杉の木約5,500本相当、4.11 トンのCO2排出量削減を達成
PR TIMES / 2024年4月25日 18時45分
-
環境省「令和5年度二国間クレジット制度資金支援事業のうち設備補助事業」への案件採択について
PR TIMES / 2024年4月22日 14時45分
-
J-クレジット制度において、 Q.ENEST(キューエネス)ホールディングスがJ-クレジ ット認証量「4,057t-CO2」の承認を取得
PR TIMES / 2024年4月18日 12時40分
ランキング
-
1激戦地の司令官交代=ロシア軍攻勢のハリコフ州―ウクライナ
時事通信 / 2024年5月13日 20時55分
-
2ホテルプールで日本人男児死亡 ベトナム当局が再捜査開始 父親「ほっとした」
日テレNEWS NNN / 2024年5月13日 19時0分
-
3ガザ支援物資の搬送を妨害 ユダヤ人入植者が急襲
共同通信 / 2024年5月14日 11時52分
-
4トランプ氏が不倫口止め料支払いを個人的に指示、元顧問弁護士の証言
ロイター / 2024年5月14日 7時45分
-
5露新内閣、「軍需経済」を推進 制裁に対抗、対ウクライナ戦勝狙う
産経ニュース / 2024年5月13日 19時51分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください