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日本ミャンマー将官級交流プログラム 歓迎レセプション開催ー日本財団

Global News Asia / 2015年8月21日 10時0分

日本財団 笹川陽平会長(左)、ミャンマー軍SOE WIN副司令官(右)歓迎レセプションには関係者約100名が出席した。(東京・日本財団ビルで2015年8月20日撮影)

 2015年8月20日、日本財団は、今回2回目となる「日本ミャンマー将官級交流プログラム」で日本に到着した9名のミャンマー軍訪日団を招き、歓迎レセプションを開催した。

 日本財団はミャンマーで、西側諸国が経済制裁を行なっている時でも、人道的な見地から学校建設や医療サービス支援を行なってきた。ミャンマー政府と少数民族武装勢力の和平交渉を仲介するなど、ミャンマーの民主化を後押ししている。

 日本ミャンマー将官級交流プログラムは、民政移管が進むミャンマー軍に自衛隊と交流する機会を提供し民主国家における軍の在り方を学んでもらうことを狙いとして実施するもの。1回目は昨年12月に行なった。

 ミャンマー軍訪日団のスケジュールは、防衛省訪問、神奈川視察、富士総合火力演習見学、防衛大学校訪問、浜松基地訪問、大草山「ゆかりの碑」訪問、海田市駐屯地訪問、広島視察、江田島基地訪問、呉基地訪問を21日から29日まで行ない、30日にミャンマーに帰国する。

 列席した左藤防衛副大臣は、今年初めてミャンマーの学生が防衛大学校に入学したことを紹介した。また、日本ミャンマー協会 渡辺秀央会長は、ミャンマーの民主化は、軍自らが率先して行っており、革命があったことでは無いことを覚えていてほしいと話した。

 歓迎レセプションの挨拶の中で、笹川陽平会長は、ミャンマー政府と少数民族武装勢力の和平交渉を仲介するため来週ミャンマー入りする事を明かした。
【編集 : TY】

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