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【ラオス】ビエンチャンでトゥクトゥクを確実に適正料金で乗る方法

Global News Asia / 2015年8月27日 9時0分

ラオスの首都ビエンチャンを走るトゥクトゥク。これは中くらいの大きさ。(高田胤臣 撮影)

 2015年8月27日、慣れない海外旅行では現地の物価がよくわからずに苦労することもあるかと思う。最終的には慣れや知識によって適正料金を導き出さなければならない。

 ラオスの首都ビエンチャンで最も苦労するのが移動手段の確保だ。ホテルや飲食店は至る所にあるので問題はないが、移動手段は交渉制ばかりなので、距離と相場勘がないとやや難しい。

 まず、首都ビエンチャンで外国人が主に利用する移動手段は貸し自転車、レンタルバイク、トゥクトゥク、タクシーになる。

 バイクは周囲の運転マナーを考えるとあまりオススメはできない。まだ乗り慣れている自転車の方がいいだろう。自転車であれば相場は24時間で1万キップ(約150円)だ。

 タクシーは台数が少なくて高級ホテル周辺でしか見かけないため、日常的に利用することになるのはトゥクトゥクだ。

 ビエンチャンのトゥクトゥクには大きく分けて3タイプある。まずは、成人男性だと3人乗るのが困難なほど小さいもの、ジャンボと呼ばれる大きなタイプ、軽自動車を改造したようなものがある。トゥクトゥクはどの大きさでもほとんど同じ料金なので、あまり深く考える必要はない。

 まず、基本となるのがバスターミナルのタラートサオ。ここから宿の多いナンプ広場(噴水広場)までが約2.5万キップ(約373円)。ここで約1キロである。キロ当たり2万~2.5万キップが相場と見ていいかと思う。

 市街地のトゥクトゥクは最初は必ず2倍以上でふっかけてくる。例えば、2.5万キップの距離であれば、5万だと言ってくるのだ。

 これを真に受けず、まずは希望金額を伝える。あくまで2.5万キップで行きたければそう告げる。そこで相手は多少歩み寄ってきたり、ダメだと突っぱねてくることもあろう。そういうときは一切交渉せずに、その場を立ち去る素振りを見せる。そうすると、99%のドライバーが希望額を飲んで行ってくれることになる。料金が適正でない場合は絶対に行ってくれないので、交渉を繰り返すことで相場を掴まなければならない。

 タイのバンコクではこういったことはないので、ラオス人の人柄が良いからなのだと思われる。
【執筆 : 高田胤臣】

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