【ベトナム】和食と大浴槽が人気の秘密。ハノイの日本式ビジネスホテルが今後成長するためには!? 

Global News Asia / 2015年8月30日 9時0分

1階に日本食レストンがあるハノイの東屋ホテル(ハノイローカル 提供)

 2015年8月30日、日系企業の進出が進むベトナムの首都ハノイに2014年6月「スーパーホテル」がオープンした。日本のスーパーホテルと同じように枕と朝食にこだわるビジネスホテルだ。そもそも”ビジネスホテル”という名称は日本独自のものなのだが、日本式のサービスをベトナムへ持ち込み知名度を上げている。

 そのスーパーホテルよりも前に日本式ビジネスホテルを展開しているのが、11月で3年を迎える「東屋ホテル」だ。ホーチミン市の1号店に続き2012年11月にハノイ店をオープンして以降、ハノイで3店舗を展開している。

 東屋は、和食の朝食に大浴場や露天風呂など完備し「和のもてなし」をモットーとしている。また、各ホテル1階に日本料理店があり午後10時には暗闇に包まれるハノイで深夜2時まで営業しているのはホテル利用者ではなくも有り難い存在だったりする。

 同ホテルを出張で利用する日本人男性は「ハノイへは出張で3、4日間の滞在なので、どうしても過密スケジュールになりがちに。そうすると特に体調管理が大切になります。昼は移動が多く、夜はお客さんとベトナム料理などを食べるので、足が伸ばせるお風呂と、朝食の味噌汁と納豆は、海外だと本当に助かるんですよ」と日本式ビジネスホテルを利用する理由を話す。

 出張者は体調管理も仕事の内なので、日本と近い環境があるのは心強い存在と言える。

 しかしスーパーホテルに続き、日本のビジネスホテルがベトナムに誕生してもターゲット顧客が日本人だけでは限界がある。現に2013年7月にハノイにオープンした「カンデオホテルズ」はすでに撤退している。つまり、今後は、日本の質の高いサービスを現地向けに応用させてベトナム人や他の外国人にも受け入れられ、感激させるサービスへと進化させることが次の成長への鍵となるだろう。
【執筆 : 我妻伊都】

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