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【バンコク爆弾テロ】リーダーはニューデリーまで逃亡、実行犯はマレーシアとの国境付近に潜伏かータイ警察

Global News Asia / 2015年9月13日 13時30分

爆破事件のあったエラワン祠。

 2015年9月13日タイメディアによると、タイ警察は爆弾テロのリーダー「イザーン」と呼ばれていた男性は、アブドゥラフマン・アブドゥサタール(Abudusataer Abudureheman)容疑者(27)中国籍だと発表した。

 テロ前日の8月16日にバンコクのスワンナプーム国際空港からタイを出国し、バングラデシュに入国した。8月30日にバングラデシュを出国し、インドのニューデリー乗換で中国に向かう航空券を持っていたが、中国に入国しておらず、ニューデリー以降の所在が掴めていない。タイ警察は逮捕状を取り捜査員を派遣し行方を追っている。

 8月17日の爆弾テロ実行犯の「黄色いシャツの男」と、8月18日の水路で起きた爆発の映像に写っている「青いシャツの男」は、タイ南部のマレーシア国境周辺に潜伏しているとの情報があり、タイ警察はこの地域の捜査員を増員させた。

 タイ南部はテロ行為を行なう反社会勢力のアジトがあり潜伏への協力が得やすいのではないかと見ている。

 また、取り調べに従順に応じているユスフ・マイライリ容疑者(25)の所持していたパスポートについて、中国大使館に照合を依頼していたが、実在する人物であることが確認できた。

 アブドゥラフマン・アブドゥサタール(Abudusataer Abudureheman)容疑者、ユスフ・マイライリ容疑者の両名とも、中国籍のウイグル族と見られている。
【編集 : MM】

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