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【タイ】高架電車BTSなどで利用できるラビットカードは観光客にも便利

Global News Asia / 2015年9月20日 11時0分

乗車賃はあまり高くないが、回数が重なるとそれなりになるので1日乗車券などを利用すると便利。また、タイの母の日などは女性無料などもあるので、そういった日を狙うのも節約の手になる。(高田胤臣 撮影)

 2015年9月20日。バンコク中心地を走る高架電車スカイトレイン(BTS)には、日本のSuicaなどのカードに似たサービス「ラビットカード」がある。BTS各駅の窓口などで買え、基本カードはプリペイド式となっている。発行料50バーツ(2015年12月31日まで。以降は150バーツ)、保証金50バーツ、乗車賃100バーツの計200バーツでカード本体を買い、100バーツ単位でチャージしていく。

 他に、学生・一般人向けの回数券式やタイ国籍を持つ60歳以上のシニア向けカードなどがある。

 ラビットカードはBTS以外でも同社が運営するバスを使った大量輸送システムの「バンコクBRT」でも利用でき、飲食店やサービスなど計54グループ(ラビットカード・ホームページ参照)でも支払いに利用できる。

 チャージは最大で4000バーツまでできるが、日本のように保障制度は確立されておらず、盗難・紛失で全額が損になるため、BTSやBRT乗車以外での利用の頻度は日本ほど一般的ではない。

 ラビットカードは観光客にも向いており、短期滞在の場合は140バーツの1日乗り放題券がある。現金では1駅が15バーツなので、最低でも10回乗る場合には乗り放題券が得になる。

 また、購入から30日間利用できる回数式カード(30デイ・トリップ)もあり、15回、25回、40回、50回券と利用頻度によって選択できる。

 回数式には23歳までの学生であれば多少安くなるステューデントカードもある。ただ、一般人向け回数式カードもそうだが、利用可能回数に応じて1回の乗車賃が変わってくる。そのため、移動距離によっては通常のプリペイド式もしくは現金の方が安いこともある。

 バンコク中心部では地下鉄MRTも走っているが、残念ながらプリペイドカードの共有はされておらず、ラビットカードで地下鉄に乗ることはできない。そのため利便性は日本のプリペイドカードに比べて低いが、BTSを利用する分には観光客でも使いやすいものになっている。
【取材 : 高田胤臣】

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