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フィリピンから今年も介護福祉士・看護師候補生が来日

Global News Asia / 2015年9月22日 12時0分

大幅にスタッフが不足している全国の介護施設では、彼女たちの活躍が待ち望まれている。特に、フィリピンの人たちは持ち前のホスピタリティーで、世界中で、医療従事者として働いており各国でも人気も高い。

 2015年9月21日、今年もフィリピンから、介護福祉士候補生300人、看護師候補生100人の合計400人が来日し、それぞれ、12月までの6カ月間、横浜と大阪の2カ所に別れて日本語の研修を受けている。

 「週6日、9時~16時半まで、日本語の特訓を受けています」と来日3ヵ月とは、思えないほど、流暢な日本語で介護福祉士候補生のヒルトン・マウィーさんは笑顔で話す。

 毎日テストもあり、日本語の学習プログラムもかなり充実しているそうだ。彼女たちは、来日3年以内での、介護福祉士の国家試験を目指して勉強をしているが、資格が取得できれば、経験を積みながら日本で永住することも可能だ。

 大幅にスタッフが不足している全国の介護施設では、彼女たちの活躍が待ち望まれている。特に、フィリピンの人たちは持ち前のホスピタリティーで、世界中で、医療従事者として働いており、各国での評価も高い。その多くは、フィリピン本国の家族や親戚のために送金しており、その金額は、フィリピンのGDPの10%を占めるという。家族を大切にする気持ちは、敬虔なカトリック信者が多いことも関係しているのかも知れない。

 また、彼女たちは介護施設を訪問し、日本のお祖父さん、お祖母さんを、喜ばせようと日本語の歌やダンスを、披露することもあるそうだ。フィリピンの人たちも参加し、10月18日に開催される、国際紅白歌合戦(日本アセアンセンターなど後援)にも応援に駆けつけたいと話してくれた。
【執筆/撮影 : グローバルコミュニティー編集長 宮崎計実】

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