【タイ】卵子・精子提供＆代理出産に関する個別相談会を東京で開催

タイの代理出産などが一部禁止になったことに伴い、ジョージアでの代理出産を日本人向けに受け付けるグルジア代理出産ジャパン。

　2015年9月23日、タイで医療ツーリズムの受け入れとアテンドをしている(株)ジェイ・ウェッブ・クリエーションが9月27日から4日間、東京で卵子・精子提供および代理出産に関する個別相談会を開催することを発表した。相談には同社代表の横須賀武彦氏が対応する。

　タイでは代理出産などの受け入れが盛んであったが、2014年に起こった日本人男性による代理出産制度悪用の影響で法律が改正され、今年7月末以降、タイ人卵子ドナーを使った治療や産み分け目的の着床前診断(性別を含む重要な5つの染色体の検査)は禁止となった。

　ただ、全面的にできなくなったわけではなく、タイ国内でも日本人が治療可能な部分も残っており、今回はそういった点の不安に対する相談が中心になる。

　同社は代理出産などの受け入れのためにタイランドIVFサポートセンターを運営しており、今回のタイでの代理出産関係の規制が厳しくなったことに伴い、ジョージア(グルジア)でも治療を受けられるサポートを行う「グルジア代理出産ジャパン」も設立している。ジョージアでの代理出産についてもこの相談会で横須賀氏から直接話を聞くことができる。

　会場は東京新宿にある「新宿プリンスホテル」の地下1階にあるロビーラウンジで、9月27日から30日の4日間。時間は午前10時からで、最終受付は夜8時。相談料(資料代込み)は1時間2000円、2時間3000円。ジェイ・ウェッブ・クリエーションもしくはタイランドIVFサポートセンターでネット検索し、メールにて申し込む。相談人数には限りがあるため、先着順となる。
【執筆 : 高田胤臣】