【バンコク爆弾テロ】マレーシアで捕まった実行犯と見られる男ータイ警察・捜査員派遣を検討

タイ警察が作成し、公開したエラワン廟に不審なカバンを置いて立ち去った人物の似顔絵(タイ警察公開資料)

　2015年9月22日、タイメディアによると、8月17日バンコクで起きた爆弾テロ事件の実行犯だと思われる黄色のシャツの男が、マレーシア国内で捕まったことについて、タイ警察のプラウット報道官は「この男が実行犯である可能性が高ければ、マレーシアにタイ警察捜査員を派遣する」と話した。

　マレーシア警察がクアラルンプールのアパートで逮捕した1人が、黄色いシャツの男に良く似ており、マレーシア警察は逮捕した男の写真を撮影し、この写真の確認作業をタイ警察で行なっているという。ただ防犯カメラの映像は不鮮明なため、既に逮捕され、実行犯に爆弾を手渡したユスフ・マイライリ容疑者の証言が頼りだ。

　また、8月18日に水路での爆発に関与していると見られる青いシャツの男の写真も、マレーシア警察からタイ警察に送られてきた。確認作業を進めているという。
【編集 : MM】