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【タイ】言葉はいらない!? 体験して科学する、タイの科学博物館

Global News Asia / 2015年9月28日 11時0分

タイ国立科学博物館の本館に当たる科学博物館の外観はそれだけでワクワクさせるものがある。(高田胤臣 撮影)

 2015年9月28日、東南アジアの博物館は全般的に展示物と見学者が近い。今回はそんな博物館の中でも子どもと一緒に行きたい「タイ国立科学博物館」(以下NSM)を紹介する。

 場所はバンコクの北側に隣接するパトゥムタニー県。NSMは科学博物館、自然史博物館、情報技術博物館から構成されている。

 展示物は大半が触って遊べ、子どもたちは直接触ることで科学に興味を持つようになる。入館料は子どもと学生、60歳以上のシニアは無料で、大人は各館50バーツ、もしくは3館セット券100バーツを購入する。

 まずNSMの本館である科学博物館。独特の形状をした6階建ての建造物で、各フロアにテーマに基づいた展示物がある。展示品にはタイ語と英語で原理などが書かれているので、英語さえできれば子どもへの説明の参考にすることができる。

 自然史博物館には人類や動植物の進化などを説明した展示物が並び、生物も飼育されている。そのひとつの鉄砲魚は係員が実際に虫を枝につけ、魚が水を放って落とすさまを見せてくれる。

 情報技術博物館はいわゆるテクノロジー館で、主に電話や無線機、映像に関係する様々なテクノロジーを学べる。ミニスタジオもあって、ニュースキャスターの仕事を体験できるようにもなっていた。

 科学を実体験でき、いくつかゲームなどもあるので、NSMは子どもたちは間違いなく楽しめる施設だ。
【執筆 : 高田胤臣】

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