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【インドネシア】10人が乗ったボンバルディアDHC-6-300型機が墜落・捜索難航

Global News Asia / 2015年10月4日 6時33分

アヴィアスター(Aviastar)ホームページから。双発プロペラ機のボンバルディアDHC―6-300型機

 2015年10月4日、インドネシアメディアによると、2日14時25分(現地時間)、インドネシア中部のスラウェシ島で、マサンバ発マカッサル行きのアヴィアスター(Aviastar)航空機が消息を絶った。離陸時のマサンバの天気は良好だったが、離陸して11分後の14時36分連絡が取れなくなった。

 使用機材は双発プロペラ機のボンバルディアDHC-6-300型機。不明機には、乗客7人(乳幼児2人、子ども1人、大人4人)と乗員3人の計10人が搭乗していた。

 乗員の携帯電話からのものと思われる信号と航路からの推測位置・マサンバから20マイルの位置を中心に、半径15マイル範囲で、上空からは航空機と軍ヘリコプター2機。地上では160人態勢で、捜索を続けている。山岳地域で深い渓谷もあり捜索は難航している。また、航路から左の海上の捜索も行った。不明機からの遭難信号は、受信できていない。4日朝から捜索を再開する。

 DHC-6-300型機は、現在、日本の空を飛んでいない。新造機のDHC-6-400型機を使用し、第一航空が沖縄離島路線で運航していたが、8月28日、粟国空港で着陸時にオーバーラン事故を起こし機体が損傷した事があった。

 事故を起こした航空会社アヴィアスター(Aviastar)は、2003年に設立され、DHC-6-300型機を4機。小型ジェット機のBAE146-200型機を2機運航していた。2009年4月にはBAE146-200型機の墜落事故があった。インドネシアでは、航空機の墜落事故が相次いでいる。
【編集 : MM】

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