中国人観光客にタイは大人気、過去最高の700万人にー観光スポーツ大臣

資料写真・コープカーン・ワッタナワラーンクーン観光スポーツ大臣(2015年9月24日午後、東京お台場のホテルで撮影)

　2015年10月9日、タイメディアによるとコープカーン・ワッタナワラーンクーン観光スポーツ大臣は、記者会見を行ない、今年の中国人観光客の訪タイ数は、昨年の463万人から大きく増えて、過去最高の700万人になると発表した。

　8月のバンコク爆弾テロ事件の影響は、一時的なものだったと説明している。

　タイはGDPの10％が観光業で、今年は、昨年の2550万人を上回る2880万人の観光客の来タイを目指している。

　中国人観光客は8月は、80万人だったが、9月は50万人と一時的に減少したが、10月は国慶節の1週間の連休があるため、大幅に増加すると予測している。

　中国人観光客が増えることによる弊害も出ている。最近では、バンコクの空港で、搭乗予定の航空機の出発遅れに憤った中国人が、中国国歌を斉唱したり、無理な要求をする騒ぎが。空港での騒ぎはタイだけでなく、札幌でもタイと似たトラブルが起きている。

【編集 : 朝日音然】