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【タイ】日本風の店名をつけるタイの飲食店 ラーメン店かと思ったらタイの麺類店だった

Global News Asia / 2015年10月12日 11時0分

タイの商業施設内にある洒落たタイ料理店は味が伴わない場合が多いが、この店はおいしく客も多かった。(高田胤臣 撮影)

 2015年10月12日、タイでは和食ブームもあってか、それにあやかった名前をつけるタイ人経営の店をときどき見かける。

 テレビの料理番組でもこれまでにない麺類を作った店が紹介され、料理名をレポーターに聞かれた店主が自信ありげに「これは『ウドン・タイランド』と名づけました」と答えていた。日本人からするとまったく日本風ではないが、和食ブームにあやかってかこういった名前になることがある。

 つい先日も都心のビジネスビル内に「ラーメン」とアルファベットで書いた店があったので入ってみた。すると、ラーメンと店名で謳っていても、実際にはバーミーというタイの麺料理店だった。タイの麺類は米粉から作ったクイッティアオとこの中華麺のバーミーで、バーミーの方はラーメンとも言えなくはないが、日本人からすると首を傾げたくなる。

 しかし、オススメの「バーミーパット・ムーデーン(バーミー炒めのチャーシューのせ)」は、タイ国内のどこにでもあるようであまり見かけない炒めたバーミー料理で、厚切りチャーシューが柔らかでおいしかった。野菜もたっぷりで、量が少なめなタイ料理店にしてはボリュームもあった。

 日本っぽい名前をつける店に日本人は違和感を感じるかもしれないが、もしかしたら当たりの店である可能性が高いのかもしれない。

【執筆 : 高田胤臣】

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