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初号機到着の、エアアジア・ジャパンに期待膨らむ・谷口 安弘 空港長ー中部国際空港

Global News Asia / 2015年10月17日 9時20分

(2015年10月16日中部国際空港・エアアジア・ジャパン本社で撮影)

 2015年10月16日、マレーシアに本拠を置くエアアジアグループの日本法人、エアアジア・ジャパンの初号機エアバスA320(機体番号JA01DJ)が、愛知県の中部国際空港(セントレア)に到着した。

 到着セレモニーで、国土交通省大阪航空局・中部空港事務所 谷口 安弘空港長は「日本国内に拠点を置くLCCは、これまで中部国際空港にありませんでした。エアアジアジャパンから、中部国際空港を拠点とした事業展開について聞いたときから、ずっと心待ちにしていました。本社を東京からセントレア(中部国際空港)に移転していただいた事の本気度に多いに期待しています。今日到着した初号機を見て、エアアジア・ジャパンの機体カラーの赤と白は、日本中を沸かしたラグビ―日本代表のユニホームの色と同じです。そうしたところからも期待が膨らみます。来年4月からの2機体制での運航開始まで、十分に完熟を積んで、航空の安全・安心を確保しつつ、中部地区の航空需要の拡大、利便性の向上に貢献してください。おめでとうございます」と祝辞を述べた。

 エアアジア・ジャパンは、2号機を2016年3月に受領し、毎年5機ずつ新しいエアバスA320型機(180人乗り)を導入して、4年後には20機体制で運用して行く予定だ。路線は名古屋から4時間以内に飛行できる地域で、就航地は海外の比重を、若干高める計画。

 中部国際空港から、札幌(新千歳空港)、仙台(仙台空港)、台北(台湾桃園国際空港)の3路線への就航を2016年4月から始める。
【編集 : 高橋大地】

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