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【タイ】シンガポール系のThe Ascott社がタイのサービスアパートを拡大

Global News Asia / 2015年10月18日 9時0分

「Citadines Jomtien Beach Pattaya」完成予想図。ジョムティエンビーチはパタヤビーチから車で5分の、パタヤよりも静かで落ち着いたエリア。(The Ascott Limited 提供)

 2015年10月18日、シンガポールに本部を置くThe Ascott社がタイのリゾート地パタヤとフィリピンのセブ島に870ユニット以上もの部屋数を確保して、ホテルやサービスアパートの事業を拡大することを発表した。

 同社のCEOであるLee Chee Koon氏は10月9日に発表されたプレスリリースで以下のように発言している。

「私たちは長期に渡る東南アジア諸国の力強いポテンシャルを見て、業務拡大を行っています。現在8カ国に渡る73カ所の不動産で1万3000を超える部屋数を東南アジアに用意し、その内30パーセント以上もの拠点が急激な成長を遂げています」

 同社は新たな投資先として、タイ東部で最も有名なパタヤと、フィリピンではマニラに続くメジャーなビジネス地として人気のセブ島に注目。これまでタイやマレーシア、ベトナム、ミャンマー、ラオスなどで不動産投資を行ってきたが、今後2020年までに8万ユニットを確保する目標で動いている。

 同社はタイ国内に16カ所の宿泊施設を持ち、2800ユニット以上の部屋をすでに確保している。パタヤでは新規に「Citadines North Pattaya」、「Citadines Central Pattaya」、「Citadines Jomtien Beach Pattaya」、「Somerset Wong Amat Beach Pattaya」の4つのホテル兼サービスアパートを2018年から営業開始する予定だ。セブ島は2019年に1カ所の施設で開業する。
【執筆 : 高田胤臣】

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