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【タイ】コンビニ「ローソン」が勢力拡大中

Global News Asia / 2015年10月19日 9時0分

10/7にオープンしたばかりのローソン108・ソイ105店。恐らくタイ国内で最も新しいローソン108となる。(高田胤臣 撮影)

 2015年10月19日、2013年に日本のコンビニエンスストアのひとつ、ローソンがインドシナ進出第1号店として、タイ国内に3店舗同時オープンして以来、店舗数が徐々に拡大している。ローソンのホームページ上ではタイ国内ですでに31店舗にもなっている。

 タイ国内のローソンは正式には「ローソン108」という店名で、タイの消費財大手サハグループの小売店108ショップがローソンに置き換わったものだ。ローソンとサハグループは2012年11月に合弁会社「Saha Lawson,Co.,Ltd」を設立している。

 最近のタイのコンビニは、セブンイレブンやファミリーマートにおいて、日本のものそのものやアイデアを取り入れている商品が急増している。そんな中、ローソンは店内の案内に日本語を多用したり、日本料理風の弁当などを用意し、最も日本色が強い。

 今月7日にはバンコク郊外のスクムビット通りソイ105の奥にも「ローソン108」が誕生した。この辺りに暮らす日本人はほとんどおらず、都心のローソンと違い、タイ人を顧客ターゲットにしている。コンビニの店員に話を聞くと、
「タイ人もローソンが日本から来た店だということは知っていて、この近所の人たちもたくさん買いものに来てくれています」と、出だしは好調のようだった。

 日本でもおなじみの「からあげクン(タイ名:くん・からあげ)」や「Lチキ」などのほか、牛丼やカレーライスの弁当があった。弁当はほかのコンビニとは違い、注文が入ると弁当ケースに大鍋から移してくれる。米も日本米だった。

 タイ人の味覚はこれまでは比較的保守的で、タイ料理を好んで食べる傾向にあったが、郊外でもこのように日本の味が受け入れられてきている。

【執筆 : 高田胤臣】

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