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【タイ】どこにでもある雰囲気ながらも名店があるからおもしろいタイの屋台

Global News Asia / 2015年10月27日 17時0分

この茶色いスープはパロと呼ばれるもので、シナモンや八角を混ぜた五香粉をベースに作ったスープ。鶏肉が入っているとクイッティアオ・ガイと呼ばれる料理になる。(高田胤臣 撮影)

 2015年10月27日、バンコクの歓楽街として知られるパッポン。

 最近ではナイトクラブで高額の飲食代を請求したり、従業員の質が悪いことなどから客足が遠のき、閑古鳥が鳴いている。それでもガイドブックに名が載っていることと、深夜まで出店が並ぶことから観光客は決して少ないわけでもない。

 夜遅く帰国直前でも、買い忘れた土産物なども手に入るので、意外に重宝できるメリットもある。

 そんなエリアに、どこにでもあるような小さな屋台「クイッティアオ・ガイ・カームファー」がある。夜9時ごろから夜中3時、4時まで営業しているタイ麺類屋台だ。

 鶏肉を八角や多数のハーブ類でじっくり煮込んだクイッティアオ・ガイの1点勝負の店で、このスープに米粉からできたクイッティアオの細麺と太麺を入れる。肉も手羽やもも肉などから選べ、どれもほろりとほどけるほどに柔らかい。

 タイは全土で屋台が多く、おいしくない店もあるが、そういった店は長くは続かない。逆に、見た目にはどこにでもありそうな屋台でも名店と呼ばれるほどにおいしい店も少なくない。

 衛生的に受け付けない日本人も少なくないが、好きな人は普通のレストランよりも屋台を好む。タイの屋台の楽しみは自分の足と舌で開拓できる喜びを感じられるところにあるからに違いない。
【執筆 : 高田胤臣】

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