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【タイ】今年のロイカトン(灯籠流し)は11月25日に開催

Global News Asia / 2015年10月30日 10時0分

ロイカトン祭り発祥の地スコータイでは、国内外からの観光客を世界遺産の古寺を幻想的にライトアップして出迎える。(写真家・太田亨氏 提供)

 2015年10月30日、雨季明けが宣言されて、タイの三大祭りの一つ灯籠流し(ロイカトン)の日程が発表された。今年はタイ全土で11月25日をメインに開催される。また、チェンマイでのコムファイは、11月25日と12月31日以外は禁止される。

 ロイカトン祭りは、タイ全土の水辺で灯籠を流す人々でごった返す。その前後の期間も、様々なイベントやコンサートが開かれ、国内外からの観光客で賑わう。特に発祥の地と言われるタイ中部の世界遺産の街、スコータイは宿泊施設も毎年パンク状態だ。

 また、北部チェンマイ周辺ではイーペンと呼ばれる祭りも同時期に開催されるが、こちらは蜜蝋を灯したコムファイと呼ばれるランタンを空に放つもの。近年外国人観光客に人気で、プーケットなどではロイカトンに限らず正月や、津波に被災した12月26日にも多くの人がコムファイを空に向けて放つ。

 しかし、近年ではあまりにも多くの人が押し寄せる為に、航空機の運航にも支障をきたすようになった。この為、今年は11月25日と12月31日以外の日は、コムファイは禁止される。チェンマイ空港では、この二日間特別のスケジュールが組まれるという。

 ロイカトン(ローイクラトン)は、タイ国政府観光庁ホームページによると、陰暦12月の満月の夜、農民の収穫に恩恵深い水の精霊に感謝を捧げ、また罪や汚れを水に流し、魂を浄めるお祭りとされる。

 人々は、バナナの葉や紙で作ったクラトン(灯籠)を、ロウソクや線香や花で美しく飾り、満月を映す水面に流す。恋人同士が二つの灯籠を流して、長く離れずに流れれば、恋が成就するとも言われている。

 なお、タイ三大祭りとは、水かけ祭りソンクラーン(4月)、ロウソク祭り(6、7月)、ロイカトン(10、11月)がある。
【翻訳/編集 : そむちゃい吉田】

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