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【タイ】外国人観光客にはあまり利用価値がない? タイのBRT(バス高速輸送システム)

Global News Asia / 2015年10月31日 9時0分

エアコンは効いているが乗り心地は大してよくはない。現在、乗車賃が全線で一律5バーツなので安くていい。(高田胤臣 撮影)

 2015年10月31日、バンコクには外国人観光客に縁のない大量輸送交通「バンコクBRT」がある。BRTはバス・ラピッド・トランジットの略で、日本語ではバス高速輸送システムになる。

 バンコクBRTは2010年5月に開業し、日系企業も多いビジネス街シーロム界隈にあるBTSチョンノンシー駅からラマ3世通りなどを抜けてチャオプラヤー河を渡り、BTSラーチャプルック駅を終点とする。高架鉄道のBTS社が運営しているため、ラビットカードなどの電子マネーが共通で利用できる。

 残念なのはBRTの路線は観光客向けのスポットを通っていないため、沿線で働いていたり住んでいる人以外では使い勝手はよくない。

 中国製の車両を使っているためか車内はあまり静かではないことや、BRT専用レーンがBTSチョンノンシー駅のあるナラティワート通りのみのため、それ以外では渋滞に巻き込まれてしまうことなどから利便性は感じられない。現状の始発と終着がそれぞれBTSの駅であることから、わざわざ乗り換えるメリットも少ない。

 しかし、2015年10月現在、期限未定のキャンペーンにより全線一律5バーツで乗車できるので、乗車賃は一般の路線バスで同じ距離を乗るよりもずっと安い。この界隈や沿線上に用事がある場合は便利ではある。
【執筆 : 高田胤臣】

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