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【南シナ海】米イージス艦が中国造成人工島の12カイリ内を航行―アメリカの本音は!

Global News Asia / 2015年11月1日 18時0分

ベトナム漁船

 2015年11月1日、中国けん制のため、米イージス艦が中国の造成した人工島の12カイリ内を航行したことで、中国包囲網が広がりそうだ。EUやオーストラリアも米軍の行動を支持している。

 見識者によると「アメリカが最近になって、南シナ海で行動を起こした背景には、日本で安保関連法案が成立したことも関係していると思われます。元々アメリカにとって東アジア(とりわけ中国)の問題は、中東やロシアに比べて重要視してはいませんでした。ただ中国が好き勝手に南シナ海における覇権を拡大しようとしていることも軽視できず、ようやく重い腰をあげたということなのでしょう。来年の大統領選挙を控え、アメリカのオバマ大統領も、アフガニスタンにおける米軍の撤退を延期したり、及び腰であったISへの空爆も実行したりするなど、外交戦略に変化の兆しが見られます。民主党か共和党かに関わらず、軍産複合体が操っているとも言われているアメリカ。その思惑通りに日本では安保関連法案が成立したため、今後アメリカの予算と人員の負担を抑えながら日本を通じてアジア諸国に対する軍事的な影響力を高めることができるようになったともいえるでしょう。結果的に日本はアメリカの意のままに人と金をこの問題につぎ込むことになることを憂慮しています」と話す。
 
 国内に様々な問題を抱えている中国。強引な手法について正当化する傾向も強く見られる。11月3日からは、日米中など8カ国を入れた拡大ASEAN国防相会議がクアラルンプールで開かれる。その後、18日からAPCE首脳会議がマニラで開催される。
【編集 : FX】

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