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【フィリピン】マニラ空港第3ターミナルの、日系企業運営のトランジットラウンジが好評

Global News Asia / 2015年11月12日 8時39分

The Wings Transit Loungeフロントスタッフ、制服の一部には和のティスとも(2015年11月7日午後撮影)マニラ空港第3ターミナルは、ANA全日空やLCCセブ・パシフィック航空などが使用している。竹中工務店が施工した。

 2015年11月12日、マニラ空港第3ターミナル4階に6月にオープンしたThe Wings Transit Loungeが好評だ。前身は、2010年月にSM健康スパとして営業していた施設を拡充したもの。現在、男女別の一人用カプセルユニットが17部屋、ツインルームが16部屋、ファミリールームが1部屋ある他、リクライニングシートが24席完備されている。

 乗り継ぎのためのトランジット客が多く、マッサージ、仮眠、シャワー、食事、インターネットアクセスを利用している。利用客の国別では、フィリピン、中国、韓国、日本が中心。

 1時間の全身マッサージや、手足の爪のお手入れ(マニュキュアペディキュア)が人気だ。

 料金は、カプセルユニット7時間30分 1000ペソ、ツインルーム7時間30分 1800ペソ、ファミリールーム7時間30分 3200ペソ、リクライニングシート 7時間30分 700ペソなど。

 朝5時出発のLCCセブ・パシフィック航空で成田に帰国する日本人観光客の島田さんは「前泊ホテルとして利用しています。ターミナル内なので、チェックイン開始時刻まで熟睡でき便利です。マニラは渋滞がひどいので早めに空港入りしないと不安になってしまいますから」と話す。

 The Wings Transit Loungeを運営するジパンググループは、フィリピン・パサイ市のネットワールドホテルスパ&カジノを中心にレストラン、スパ、カジノ、不動産業などを展開する日系企業。
【編集 : 高橋大地】

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