【ベトナム】「世界繁栄指数ランキング」ベトナム55位、経済で健闘するも健康で総合順位を落とす

経済発展が続くホーチミン市(我妻伊都 撮影)

　2015年11月12日、イギリスの民間シンクタンク「レガタム研究所」が毎年発表している「世界繁栄指数ランキング」が11月2日に発表された。

　同ランキングは、142の国と地域を対象に経済、新事業の機会、政治、教育、健康、安全、個人の自由度、社会資本の8分野を元にランキングされている。

2015年のトップ20は…

1位、ノルウェー
2位、スイス
3位、デンマーク
4位、ニュージーランド
5位、スウェーデン
6位、カナダ
7位、オーストラリア
8位、オランダ
9位、フィンランド
10位、アイルランド
11位、アメリカ合衆国
12位、アイスランド
13位、ルクセンブルク
14位、ドイツ
15位、イギリス
16位、オーストリア
17位、シンガポール
18位、ベルギー
19位、日本
20位、香港

ノルウェーは7年連続で1位獲得となる。

　ベトナムは、55位となり昨年より1つ順位を上げた。項目別で見ると、もっとも高かったのが経済で32位。逆にもっとも低かったのは、健康で90位と評価されている。生活満足度平均は10点満点中5.1だった。

　他の国々は、マレーシア44位、タイ48位、インドネシア69位、ラオス95位、インド99位、カンボジア112位、ミャンマー対象外となっている。

　少し範囲を広げてみると、台湾21位、韓国28位、中国52位、ロシア58位、モンゴル59位、フィリピン79位、北朝鮮対象外であった。　
【翻訳/編集 : 我妻伊都】