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【タイ】都市部以外でもローカライズされつつ日本式スイーツ

Global News Asia / 2015年11月15日 9時0分

甘さや食感などが家庭的な味で、食べれば食べるほどおいしくなってくる不思議な味。(高田胤臣 撮影)

 2015年11月15日、急激な変化を続けるバンコクでは海外からの食べものがたくさん輸入されるようになっている。その中でもスイーツは特に日本のものが多い。和菓子ということではなく、日本式に作られたケーキなどが今タイ人の間で受けているのだ。

 そんな背景もあってか、バンコクと隣県サムットプラカンの県境ーシーナカリン通りのバンコクとサムットプラカンの県境辺りという郊外にも「Keiki Cake」という日本語のケーキをもじった、ごく普通の個人経営のカフェまで存在している。店名通り、日本風のケーキを売りにし、それなりに流行っている。

 この「Keiki Cake」の店主は東京のベーカリーで数年間働いたことがあり、タイでも日本のケーキが売れると確信して店舗を出したそうだ。土台には日本のスポンジを使用し、ちゃんと生クリームを載せている。

 ただ、修業年数が何十年というわけではないことと、どちらかというとタイ人客を相手にしているからか、本物の日本のケーキの味とは言いがたい。家庭で母親が作るような味わいになっている。これは決してまずくなく、それどころか、回数を重ねると段々と好きになってくる。そういったこともあってか、リピーターも多いのがこの店の特徴だ。

 日本式のスイーツがタイ式にローカライズされているのが感じられる。
【執筆 : 高田胤臣】

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