1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 国際
  4. アジア

【インド】金融マーケットの分析状況ーHSBC投信

Global News Asia / 2015年11月18日 0時5分

インドのイメージ。

 2015年11月17日、HSBC投信は、インド金融マーケットの分析状況を伝えた。

 10月は株式市場が小幅に値を上げた一方、債券市場は弱含み(利回りは上昇)、インドルピーは対米ドルで堅調。ビハール州議会選挙での与党インド人民党(BJP)敗退は市場にマイナスながら影響は短期的と見ている。

 11月8日に開票されたインド北東部ビハール州の州議会選挙で、モディ首相率いる国政与党インド人民党(BJP)が敗退した。ビハール州首相ニティーシュ·クマール氏をリーダーとする同州の与党連合は、243議席の州議会議席のうち178議席(61議席増)を獲得、一方、BJPを中心とした同州の野党連合は58議席(35議席減)にとどまった。BJP敗退の理由は複数考えられるが、インドで最も貧しい州の一つであるビハール州で、年平均10%超の経済成長を実現したクマール州首相に対する高い支持が大きく影響した模様だ。

 BJPは国会下院では単独過半数の議席を占めているが、上院では少数派であり、「物品·サービス税(GST)法案」などの重要法案が上院で阻止されている。BJPは構造改革をはじめとする政策を推進するため、州議会選挙で過半数を獲得し、上院での勢力を拡大することを求められている(上院議員の大部分は地方議会における間接選挙で選出)。

 今回の選挙結果は、モディ政権にとり逆風となったが、選挙直後に、政府は構造改革に向けた強い姿勢を改めて示し、後述するような具体的施策を打ち出した。選挙結果が金融市場に与える影響は短期間にとどまるとHSBC投信は見ている。
【編集 : 高橋大地】

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください