【ベトナム】やはり首都でも多い悪徳ぼったくりタクシー被害にあわないための方法!? (ハノイ編)

ホーチミン市でも走るマイリンタクシーは安心して乗れる(ハノイローカル 提供)　

　2015年11月19日、以前にホーチミン市のタクシーのぼったくり状況についてお伝えしたが、今回は首都ハノイについてお伝えしたい。同じ国なのでハノイもぼったくりタクシーが多い。両都市を往来する日本人に言わせればハノイのほうが多く、しかも悪質だと言う人も少なくない。
　
　ハノイで安心して乗れる優良タクシー会社としては、
・ハノイタクシー(Hanoi Taxi)
・マイリンタクシー(Mai Linh Taxi)
・CPタクシー(CP Taxi)
・ノイバイタクシー(Noi Bai Taxi)
・エアポートタクシー(Airport Taxi)
などがある。車体に大きく社名が書かれているので簡単に区別がつく。

　これらのタクシーを選んで乗れば不愉快な思いをする確率を下げることができる。

　注意点としては、ホーチミン市と同様だが、有名観光地前で客待ちをしているタクシーは、ぼったくりの可能性が高いので、流しで上記タクシーを探すこと。

　さらに、運転手が制服である白系のワイシャツとネクタイ着用していれば安心して乗れる。逆に乗ったタクシーの運転手が半袖やTシャツ、タトゥー入りだったりすると悪徳タクシーと疑って間違いない。現地通は派手な色のシャツの運転手は高確率で悪徳タクシーと判断できると話す。

　タクシーに関連してハノイで不思議なことは、ノイバイ国際空港から市内までの料金が行きと帰りで異なることだ。

・空港から市内までは、35万ドン～40万ドン(1900円～2200円)
・市内から空港までは、25万ドン～30万ドン(1350円～1650円)

　となる。空港から市内へメーターで行くと40万ドンを超えることがあるので、乗るときに「35万ドンでいいか？」など交渉しておくと便利だ。また、市内から空港へ行くときは、ホテルでエアポートタクシーを呼んでもらうと確実。

　ハノイ市内を観光で移動するくらいなら最大でも20万ドン(約1100円)もしないので、これを目安にメーターを注視して、もしも奇怪な動きをするようであれば、すぐに下車するようにしたい。そのくらいぼったくりタクシーが多いので注意が必要だ。
【執筆 : 我妻伊都】