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【タイ】ヤマモリ・バンコクで記念祝賀パーティー、20年の軌跡を振り返るー鈴木英敬三重県知事も出席

Global News Asia / 2015年11月23日 15時37分

(右から)パーティーに出席した、鈴木英敬・三重県知事、三林憲忠ヤマモリ社長、佐渡島志郎・在タイ日本国大使、村越晃バンコク日本人商工会議所会頭・泰国三菱商事社長。

 2015年11月20日、ヤマモリ(三重県・桑名市)のタイ・グループ会社3社は、バンコクのアナンタラサイアムホテルで、記念祝賀パーティーを行なった。ヤマモリは、20年前にタイに販売会社を設立した後、10年前には食品や調味料の製造工場をオープンさせ、今回新しい醤油工場を完成させた。パーテーィーには、関係者300人が出席した。

 パーティーに出席した、鈴木英敬三重県知事は「日本とタイの食の架け橋として、成長を続けてきたヤマモリには、日本とタイの、三重県とタイの交流の先導役として、ますます活躍されることを期待しております。来年5月には、三重県で『伊勢志摩サミット』が開催されます。世界的な国際会議の開催を通じて、国際観光地としてレベルアップしたいと思っていますし、タイをはじめ国内外の人々にたいして三重県の知名度を向上させる絶好のチャンスと捉えています。今回のタイ訪問では、三重県を売り込むことだけでなく、タイの素晴らしい取り組みをいろいろと学ばせていただく機会がありました。タイをはじめ海外の方々に『三重県ファン』としてご訪問いただけるようにしていきたいと思います」と挨拶した。

 ヤマモリ株式会社の三林憲忠社長は「ヤマモリ株式会社は1995年にヤマモリトレーティング社を設立し、本醸造醤油の製造販売を中心にビジネスを開始しました。それ以降、タイ国内の日本食マーケットは拡大の一途をたどり、ヤマモリトレーディング社は、そのトレンドをいちはやく掴み醤油をはじめ醤油系調味料の販路を拡大しています。ヤマモリは、『タイと日本の架け橋』となるべく『タイの食文化を日本へ、日本の食文化をタイへ』とビジネス展開をしてまいりました。

 今年新たに、醤油工場として『ヤマモリタイランド』を設立し、醸造能力を増強した新鋭の醤油製造工場を竣工しました。これを機会にタイ国のみならずアセアン諸国へのビジネス展開もさらに拡大する予定です。

 また、サイアムヤマモリ社を2004年に設立し『タイカレー』に代表される本格タイフードや各種調味料の生産を開始しました。タイカレーは本場タイの新鮮なハーブやスパイス、を使い、鶏肉や野菜など現地の素材にこだわって作った本格的な味です。サイアムヤマモリ社で製造されたタイフードは、日本に輸出され、全国のスーパーで販売され、日本国内のタイフードマーケットの拡大に貢献しています」などと述べた後、この20年間のヤマモリタイビジネスの軌跡を映像で紹介した。

 タイでは、日本料理店の人気が高く、訪日旅行者も増えている。行ってみたい国調査でも日本がNo1。親日家が多い。

ヤマモリトレーディング(販売会社) 設立20周年
サイアムヤマモリ(食品・調味料製造工場) 設立10周年
ヤマモリタイランド(醤油工場) 落成

【編集 : 高橋大地】

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