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【ミャンマー】かわいいミャンマー手仕事雑貨に出会えるお店

Global News Asia / 2015年11月25日 10時0分

dacco.店内の様子。手作りミャンマー雑貨が、11月28日(土)・29日(日)に東京の増上寺で開催される「ミャンマー祭り2015」で販売される。

 2015年11月25日、上質なミャンマー雑貨が人気。ヤンゴンで一番大きな寝釈迦のあるチャウタッジー・パゴダから徒歩5分。シュエゴンダイン通りのローカル店が立ち並ぶ一角、「K-Mart」の2階に隠れ家的雑貨屋「dacco.(ダッコ)」がある。ビル入り口の看板が小さいため、うっかりすると通り過ぎてしまいそうになるが、階段を上り、一度店内に入ると、まるで自由が丘か代官山の雑貨店のようなかわいくてハイセンスな空間が広がる。

 経済発展の可能性に注目が集まるミャンマーだが、昨今、安価な工業製品の流入や出稼ぎの増加などにより、地域の伝統文化や手仕事が急速に失われつつある。そこで、dacco.が目指しているのは、ミャンマー各地で受け継がれる伝統文化の継承発展と発信、職人の生計向上。店内には、ミャンマー全国の手仕事品やdacco.オリジナルの雑貨が展示販売されている。

 シャン、チン、ナガ、カレン、カチン、モン、ラカインなど各少数民族の伝統的デザインを施したトートバックやポーチ、ハンカチ、クッションカバー、といった織物雑貨。伝統巻きスカート「ロンジー」生地を鼻緒に使ったサンダル。シャン州で暮らすお母さん職人の技術が光るカラフルなプラスチックかご。普段使いができる機能的な雑貨に、ミャンマーの伝統文化・技術が織り込まれているところに、dacco.の想いとセンスが光る。

 その中でも、筆者のおススメは丁寧に編み上げられたレースのアクセサリーだ。お祈りのショールとして親子代々引き継がれてきたタティングレース編みをdacco.がアクセサリーとしてプロデュースしたもの。タティングシャトルやかぎ針で編まれたピアス、イヤリング、ネックレス等があり、それぞれ違った色やデザインが楽しめる。何よりもレースで作られているため、とても軽い! 一日中つけていても、耳が痛くなったり、肩が凝ったりすることがない。
 
 そんな手作りミャンマー雑貨が、11月28日(土)・29日(日)に東京の増上寺で開催される「ミャンマー祭り2015」で販売されるそうだ。職人の担い手が少なくなっているなか、口伝えで代々受け継がれてきた伝統の手仕事の技術と思い。そのぬくもりが伝わる雑貨のひとつひとつを、ぜひ手に取ってみてほしい。
【執筆 : RK】

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