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【タイ】ドンムアン空港と都内間のリムジンバスが復活

Global News Asia / 2015年11月28日 17時0分

BTSモーチット駅側から運行されているバンコク都のエアポートバス。料金は30バーツだが、朝夕など通勤にも利用されているため、特に夕方には座れない事も多い。(そむちゃい吉田 撮影)

 2015年11月28日、タイ空港公社は、ドンムアン空港とバンコク都内のカオサン通りとルンピニ公園とを結ぶリムジンバス2路線を11月27日から運行を開始すると発表した。料金は、かつてのエアポートバスと同じ150バーツ。

 タイ空港公社は、タクシーの待ち時間解消対策の一つとして、ドンムアン空港と都内2カ所を結ぶリムジンバス路線を開設する。これは、かつてバンコクに空港が一つしかなかった時に運行されていた路線とほぼ同じルートを運行することになる。

 開設される路線の一つは、世界的なバックパッカーたちの宿泊地カオサン通り。そして、シーロム地区に隣接するルンピニ公園までの2路線。ルンピニ公園の路線は、プルンチットも経由するため、BTSへの乗継ぐ利用者が多くなるだろう。またルンピニ公園からは、地下鉄への乗継ぎが良いため、フアランポーンや中華街へ向かう旅行者への便が向上すると予想される。

 また、運賃はひとり一律150バーツとなり、かつて同じ路線を走っていたエアポートバスと同額になった。空港公社では、今回の路線新設(復活)にあたり、33席の新型バス車両を調達。1路線8から10台体制で往復する。また各車両では無料Wi-Fiサービスが提供される。

 バンコク都が運行する現行のエアポートバスは、BTSモーチット駅と戦勝記念塔駅の2路線を30バーツの運賃で運行しているが都バスと同じ車両が使われている。

 2路線とも運行時間は、午前9時半から夜0時まで。カオサン路線は1時間ごとの運行。ルンピニ路線の間隔は、30分ごととなる。
【翻訳/編集 : そむちゃい吉田】

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