【タイ】国際交流基金巡回展が2016年1月12日~2月10日にタイ東北地方で開催
Global News Asia / 2015年12月18日 17時0分
空飛ぶさかな sky-flying fish 2006, oil on canvas, 130.5×162.0cm,©Makiko Kudo, Courtesy : Tomio Koyama Gallery(写真提供:国際交流基金バンコク日本文化センター)
2015年12月18日、国際交流基金バンコク日本文化センターは、タイのマーハーサラカム大学東北芸術文化研究所と共催し、日本人美術評論家の松井みどり氏の企画による「ウィンター・ガーデン:日本現代美術におけるマイクロポップ的想像力の展開」展を2016年1月12日(火)~2月10日(水)に開催する。
1990年代後半から2000年代前半にかけて登場した日本の若いアーティスト14組によるドローイング、絵画、映像など、35点の作品を展示する。アーティストは落合多武、青木陵子、杉戸洋、山本桂輔、八木良太、田中功起、タカノ綾、國方真秀未、工藤麻紀子、泉太郎、半田真規、佐伯洋江、Chim↑Pom、千葉正也(敬称略、順不同)。
出展作品に顕著に見られるのは、マイクロポップ的表現。これは松井氏の造語で、断片を組み合わせ独自の世界観を表現したり、時代遅れや凡庸なものに新たな意味を与える表現を指す。グローバル化が進む社会では共通の価値観を持つことが難しい。そんな時代を生きる日本のアーティストたちが、どのように社会と対峙しているのかが感じ取れる展覧会になる。
会場はタイ東北のマハーサラーカム県にあるマハサラカム大学東北芸術文化研究所内ジャンパーシー・アートギャラリー。入場料は無料で、平日は8時~16時、土曜日は9時~18時。日曜祝日は閉館となる。
【執筆 : 高田胤臣】
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