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障がい者芸術祭をパラリンピックと同時期に開催―日本財団

Global News Asia / 2015年12月22日 10時34分

日本財団 笹川陽平会長(2015年12月21日撮影)

 2015年12月21日、日本財団は、ユネスコとインクルーシブ社会の構築に向けて広範囲に取り組む協定書に署名し、2020年東京五輪・パラリンピックと同時期に、障がい者芸術祭をユネスコと共同開催すると発表した。

 日本財団では2006年11月から、ラオス、ベトナム、カンボジア、ミャンマーなどのASEAN各国で、障がい者芸術祭を支援しており、2017年には、シンガポールで1万人集客規模のアジア・太平洋芸術祭を開催する予定だ。

 2020年の日本での障がい者芸術祭は、東京を中心に日本各地で障がい者による舞台芸術の公演や美術作品展などを開く計画。

 笹川陽平会長は「障がい者芸術祭に何度も参加してきましたが、素晴らしい舞台芸術、作品そのものの素晴らしさに感銘を受けました。世界中の人が東京を訪れる機会に、この感動を味わっていただきたいと思い、開催することにしました。東京から世界に大きな感動を届けることを期待しています」と話した。
【編集 : 高橋大地】

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