【タイ】日本人オーナーのクレープ・チェーンがタイ人に人気
Global News Asia / 2015年12月22日 17時0分
2015年12月22日、和食ブームのタイでは日本料理店が乱立している。タイ人も和食の味に慣れており、様々な店に足を運んでは日本の文化を舌で堪能している。
これだけ和食店が増加してくると、必然的になにかに特化した料理店も出てきて、人気になってくる。例えばらーめんなどがそうで、バンコクには日本のラーメン店が数え切れないほど登場している。
それから、スイーツも徐々に注目を浴び始めている。日本のスイーツと言えば和菓子などがある。タイの菓子類にもあんこを使ったものがたくさんあるので馴染みやすくはあるが、味わいを理解するまでにはまだ時間を要する印象も受ける。
スイーツの中ではケーキなどが人気で、その味は日本の影響を強く受けているのは間違いない。ケーキは洋菓子ではあっても、タイのケーキは日本っぽい味や、日本の生クリームの品質を採用している。それまでは質の悪いバタークリームが多かったタイだが、実際に和食人気に比例して日本のようなケーキ店も増加している。
生クリームに慣れ始めた若い世代のタイ人はクレープなども好きなようだ。市場などでもクレープ屋台が出ているが、これらはせんべいのようにカリカリに焼いた皮にホイップクリームをのせていて、決しておいしいものではない。
そんな中、すでにバンコクのタイ人には浸透し始めているクレープ店が「AINO CREPE」である。支店が10店舗以上あり、値段もリーズナブルで中高生でも買える設定になっている。ライチなどタイらしい果物を使ったものもあったり、抹茶のクリームなどタイ人の日本好きなところもアピールしている。皮は時間帯によっては作り置きになっているが、パリパリのものではなく、日本のクレープショップ同様に柔らかいクレープで食感もいい。
従業員も大体2人くらいが常駐し、店舗構造も非常にシンプル。こういったビジネス形態もまた、日本人オーナーでは数少ないのではないか。いろいろな視点で興味深い飲食店だ。
【執筆 : 高田胤臣】
この記事に関連するニュース
-
タイ人口の10分の1がミャンマー人になった理由 2021年クーデター後に人材の国外流出が拡大
東洋経済オンライン / 2024年11月23日 8時0分
-
焦げたチーズとガーリックバターが香る本格的なグラタン、トロトロのあぶりチーズケーキも 岡山【ほっとマルシェ】
KSB瀬戸内海放送 / 2024年11月8日 13時53分
-
「日本人として恥ずかしい」タイの観光名所に“日本語で書かれた”注意書き 外国で迷惑をかけるのは日本人も同じ?
集英社オンライン / 2024年11月4日 12時0分
-
ピエール・エルメ出身のオーナーがプロデュースした和クレープ専門店「茶寮 甘紋の香(かもんのこう)」が 掛川ほうじ茶を使った新作 和クレープを発表!
PR TIMES / 2024年10月31日 19時15分
-
心躍るクリスマスシーズン到来!クリスマススイーツ&料理 60種類以上が食べ放題の「センタラクリスマスマーケット」を11/9(土)より初開催。
PR TIMES / 2024年10月28日 14時45分
ランキング
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください