【ミャンマー】ヤンゴンから直行便で50分とアクセスの良さも人気 手つかずの楽園「ガパリビーチ」
Global News Asia / 2015年12月23日 11時0分
2015年12月23日、観光シーズン真っ盛りのミャンマーだが、中でも10月から4月の乾季はビーチのベストシーズンであり、雨が降らないこの時期は天候に左右されずに海を楽しむことが出来る。
ミャンマーでは90年代後半から2000年代前半に、政府がビーチ開発に力を入れ始めるまでは一般には海で遊ぶという習慣が無く、未だに観光地化されていない美しい海が各地に存在する。
現在はグェサウン、チャウンダーなどのビーチが安価で、地元の人には人気が高いが、最大都市ヤンゴン市より車で5時間近くの悪路を走る必要がある為、日程に限りがあり、土地勘のない観光客にはなかなか気軽に訪れることが難しい。
そこで現在、注目を集めているのが「ガパリビーチ」である。
植民地時代にイタリアの「ナポリ」に似ていることから、ナパリビーチと名付けられたのがミャンマー風になまって「ガパリ」と発音されるようになったこのビーチは、2015年にはトリップアドバイザーによる「世界のベストビーチトップ25」の24位に選ばれるという快挙を遂げ、アジア部門では堂々の4位にランクインした。
中でも特筆すべきなのは一日二便の直行便ならば、ヤンゴンからたった50分。空港からホテルまでも車で5分~15分というアクセスの良さである。
2015年1月にはヒルトン系の「ヒルトン ガパリリゾート&スパ」がオープンし、他にも「ガパリ ベイ ヴィラズ&スパ」「オーリアム リゾート&スパ ガパリ」など5つ星のホテルがハイシーズンでも一泊3~4万円台より宿泊することが出来るのも魅力の一つだ。
ホテルや村のレストランに頼むと無人島に行くツアーや漁村見学、シュノーケリングなどのアクティビティーを一人25ドル程度で組んでくれるサービスもある。
巨大ショッピングモールも大げさな土産物屋もないが、静かに広がるエメラルドグリーンの海と白い砂浜は世界でも稀少な、最後の「楽園」と言っても過言ではない。
【執筆 : 竹永ケイシロ】
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