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【タイ】タイ最大の週末市、チャトチャック・ウィークエンドマーケットは屋台も楽しい

Global News Asia / 2015年12月24日 9時0分

タイ人はシーフードも好き。タイでは人が集まるところに食べ物屋も集まる。こういったテイクアウト用屋台はちょっとしたおやつ代わりになって便利。(高田胤臣 撮影)

 2015年12月24日、タイ最大の週末市はバンコクの中心からやや北にある「チャトチャック・ウィークエンドマーケット」である。名称通り週末に開催される市場で、土日の2日間だけで20~30万人の来客があるという、世界的に見ても大きな規模だとされる市場だ。

 タイのウィークエンドマーケットの歴史は終戦直後の1948年にまで遡る。当時のタイ政府がタイの各県に週末市を設置する計画を立て、バンコク都では今でも観光客が多い王宮前広場にて開催した。その後、渋滞の悪化などがあり、1982年に現在の場所に移転。1987年、正式に「チャトチャック・ウィークエンドマーケット」という名称になった。その後、BTSモーチット駅などが開通し、より交通の便がよくなって訪問客が爆発的に増加した。

 タイのファッションシーンの最先端はタイの原宿と呼ばれるサイアムスクエア周辺とこの「チャトチャック・ウィークエンドマーケット」だとされ、新進気鋭のデザイナーたちが個人ブランドを立ち上げて出店している。また、この週末市では服飾のほかに雑貨などあらゆるものが手に入る。食器などは工場直営のアウトレット店が店を構えているので、飲食店が店舗で使う食器を仕入れに来ることもある。

 タイは人が集まるところに飲食店も集まる。特に小腹が空いたときに重宝できるテイクアウト形式の屋台が市場内に多い。果物のシェイクやからあげ、最近ではたこ焼きやケバブなど多種多様な食べものが楽しめる。
「チャトチャック・ウィークエンドマーケット」は買いものだけでなく、食事をするにも便利な場所であった。
【執筆 : 高田胤臣】

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